- 名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2020年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784168130861
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[BOOKデータベースより]
四代将軍徳川家綱の大老・酒井忠清の嫡男、忠挙。将来を約束されたはずの彼の人生は、父の失脚で、突如暗転する。家格の降格、親族の不祥事、期待した嫡男の早世…。度重なる苦難に抗い、家の存続に奔走、時に喜び、時に悩みながらも、生涯忠勤に励んだ、ある御曹司の等身大の実像に迫る。
はじめに―運命に翻弄される酒井忠挙
[日販商品データベースより]第1章 徳川綱吉政権と酒井忠挙(酒井忠挙の栄光と挫折;酒井忠挙と柳沢吉保;酒井忠挙の「大留守居」就任)
第2章 酒井家一門の長として(嫁の実家の御家騒動―小笠原長胤の不行跡;弟酒井忠寛の死とその後;姉小路家をめぐる人々)
第3章 綱吉から吉宗政権へ(酒井雅楽頭家の御曹司をめぐって;酒井忠挙、綱吉政治に物申す)
おわりに―受け継がれた酒井忠挙の思い
補論 酒井忠挙の妹・長姫の憂鬱
出世ルートから外れた御曹司、再起に挑む!
四代将軍徳川家綱の大老を務めた酒井忠清の嫡男、忠挙(ただたか)。
将来を約束されたはずの彼の人生は、父の失脚で、突如、暗転する。
降格、閑職、奇病、困った親族、そして期待していた嫡男の早世……。
これでもかと重なる苦難に、しかし忠挙は諦めない。
新興大名・柳沢吉保と姻戚関係になり、時の老中と密接に連絡を交わし、意見具申にも精を出す。
ひとえに、親族を救うため、家を守るため、そして将軍・綱吉への忠勤のため――。
江戸時代中期、幕府官僚として生きた、ある御曹司の等身大の実像に迫る。
文庫化にあたり、補論「酒井忠挙の妹・長姫の憂鬱」を増補。
「本書では、家の格式だけでなく、人間力や人心掌握力も問われる徳川政治の厳しさを通して、順風満帆だったかに思われた御曹司エリートが苦労人として辛酸を嘗めるストーリーが語られる。それは現代人も共感できる歴史の教訓にもなっている」――「解説」・山内昌之