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[BOOKデータベースより]
そもそも、文とは何か。主語・述語とは何か。文成立のために主語・述語は不可欠なのか。―文法論における根源的問題に迫る。研究史を繙きつつ、“文は主語・述語に「承認」「疑問」「希求」のいずれかが加わることによって成立する”という独自の見解を打ち立てる!先行研究にしっかりと寄り添い正確に紹介する、文法論入門にも格好の書。
第1章 主語なし述定文の存否
第2章 山田文法の「統覚作用」概念と文の成立
第3章 承認、疑問、希求―文を文たらしめるもの
第4章 文的意味としての「承認」の二種
第5章 文・主語・述語をめぐる尾上説
第6章 主語・題目語をめぐる三上説
第7章 仁田モダリティ論の変遷
第8章 文成立論の学史
第9章 本書の学史的位置
そもそも、文とは何か。主語・述語とは何か。文成立のために主語・述語は不可欠なのか。ーー文法論における根源的問題に迫る。
研究史を繙きつつ、〈文は主語・述語に「承認」「疑問」「希求」のいずれかが加わることによって成立する〉という独自の見解を打ち立てる! 先行研究にしっかりと寄り添い正確に紹介する、文法論入門にも格好の書。