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- 四季を詠む
-
365日の体感
集英社文庫 さー39ー5
- 価格
- 616円(本体560円+税)
- 発行年月
- 2020年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087440706
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[BOOKデータベースより]
紅梅の甘さをたっぷり含んだ香りと、白梅の高貴な気品を感じる淡い香り「春」。夏料理を代表する寿司を食べて泣いた、高校一年のアメリカ留学前夜「夏」。蕎麦打ち体験で触れた新蕎麦の生地は、絹の感触「秋」。火の用心を呼びかける夜回りと拍子木の音が、安堵のベールを張っていく「冬」。4歳で視力を失った著者の瑞瑞しい表現力と感性が光る。音、匂い、手触り、味の四感で、四季を味わうエッセイ集。
春(春を聴く―私の春告げ鳥;春に触れる―野草を摘みに;春の匂い「のたり〓」と潮の香り;春を食べる 幸せのストロベリー)
夏(夏を食べる―涙のお寿司物語;夏を聴く―「私の滝」;夏に触れる 裸足に捧げる賛歌;夏の匂い 空が香る)
秋(秋を聴く―驚きの音さまざま;秋の匂い―大きな香り、小さな香り;秋を食べる ちぎれ蕎麦打ち;秋に触れる 触れて読む)
冬(冬を聴く―冬の夜の音;冬を食べる―スウィーツで乾杯;冬に触れる 氷の畦の一期一会;冬の匂い 楽器の香り)