
- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 星と祭 復刻版
-
能美舎
トランスビュー
八木書店
井上靖
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784909623027

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
照子と瑠衣
-
井上荒野
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年10月発売】
-
ママナラナイ
-
井上荒野
価格:836円(本体760円+税)
【2023年10月発売】
-
邦人奪還
-
伊藤祐靖
価格:737円(本体670円+税)
【2023年04月発売】
-
だめになった僕
-
井上荒野
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年10月発売】
-
猟銃/闘牛 改版
-
井上靖
価格:693円(本体630円+税)
【2004年02月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
会社社長の架山は琵琶湖の遭難事故で、大切な娘を失う。娘の遺体は七年経っても上がってこない。死を受け入れられない架山は、それを「生と死」の間に存在する“もがり”の期間と捉え、心の中で娘との対話を始める。ある日、娘とともに死んだ青年の父親・大三浦に誘われ、琵琶湖近くの古寺で十一面観音に出会う。「観音が人間の悩みや苦しみを救うことを己に課している修行中の仏様である」と聞いた架山は、十一面観音の虜となり、湖畔の十一面観音を巡り始める。そんな中、ヒマラヤでの観月旅行に誘われ、娘と二人だけの対話を持つために、ヒマラヤ行きを決心する。月光を受け、神々しく輝く雪山に「永劫」を感じた架山は―。娘の死を「運命」と受け止め、悲しみを乗り越えようとする架山と、死者の霊を祀り「鎮魂」するためにひたすら手を合わせる大三浦。二人の父親を通して、「愛する者の弔い方」を丹念に描き切った感動の長編小説。
[日販商品データベースより]琵琶湖で娘を亡くした父親が、ヒマラヤでの月見や、湖岸の十一面観音をめぐるうちに心の平安を得ていく物語。今に続く、「観音ブーム」の源流、「聖地巡礼」の先駆けとも言えるこの小説は「遺体のあがらない死」という非常に現代的なテーマを取り扱った作品でもある。突然訪れる大切な人のもがり≠フ時間をどう過ごせば良いのか。芥川賞作家の井上靖が、現代人へ伝える「愛する人の弔い方」。舞台となった近江・観音の里の住民たちによる復刊運動を経て出版。