ネットと差別扇動

フェイク／ヘイト／部落差別

解放出版社
部落解放・人権研究所　谷口真由美　荻上チキ　津田大介　川口泰司　

• 価格: 1,540円（本体1,400円＋税）
• 発行年月: 2019年10月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784759211030

内容情報

[BOOKデータベースより]

生み出される「新しい差別」、晒される「部落／部落出身者」。ヘイトクライムをどう止める？

「部落差別解消推進法」施行とその意義
巨大プラットフォーム事業者「ＧＡＦＡ」とヘイトスピーチ
ネットの普及で顕在化する「晒し差別」の実態―鳥取ループ・示現舎の部落差別
「メディア・リテラシー」ではヘイトは防げない
「新しい差別」を生み出しているもの
差別の被害者救済をどう実現するか
ヘイト・フェイク情報の法的規制を考える―ドイツ「ネット執行法」を事例として
ネットにおける差別をどう止めるか
質疑応答

[日販商品データベースより]

ネット上には、部落差別や在日コリアン差別をはじめとした、マイノリティに対する差別に満ちたヘイトが溢れている。本書では、「ネット版部落地名総鑑」事件をはじめとした具体的な事例をもとに、「ネット差別」＝「晒し差別」の現状を明らかにする。また、そうしたネット差別によって被害にあったときの対処の方法や闘い方などを提起する。