- 西洋占星術史
-
科学と魔術のあいだ
講談社学術文庫 2580
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2019年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065171325
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価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2004年12月発売】
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講談社学術文庫 2580
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【2004年12月発売】
[BOOKデータベースより]
「○○座生まれのあなたは…」―日常の中で誰もが触れる「星占い」。その起源には、紀元前一〇世紀頃、現在のバグダッド南方に位置するバビロニアで生まれた占星術がある。ギリシャ世界に流入し、プトレマイオスという巨人を通してヨーロッパに広まった占星術は、いかなる道をたどり、発展してきたのか?壮大な歴史絵巻!
1 カルデアの知恵
[日販商品データベースより]2 ギリシャ人の科学
3 ホロスコープの技術
4 「占星社会」ローマ
5 ルネサンスの大論争
6 近代科学からの脱落
7 現代を生きる占星術
「○○座生まれのあなたは……」などと始まる「星占い」――雑誌やテレビはもちろん、ネット上でも頻繁に見かけるおなじみの存在ですが、「○○座生まれ」というのはどういうことか、ちゃんと説明できる人は実はそう多くないでしょう。ましてや、星占いはいつ誕生したのか、はじめから今見るようなものだったのか、といった問いに答えられる人となると、もっと少ないに違いありません。
本書は、科学や科学技術の歴史に詳しい専門家が誰にでも分かるように、そして面白く読めるように占星術の歴史をコンパクトにまとめた1冊です。
占星術を生み出したのは、現在のバクダット南方に位置するバビロニアで紀元前9世紀頃から勢力を伸ばしたカルデア人でした。天文学に長けていたカルデア人は、日蝕や月蝕、彗星の出現などを地上に起きることの前兆として捉え、将来訪れる災厄を予言する技法として、占星術を開発したのです。この技法が、のちの紀元前4世紀に登場したアレキサンダー大王がバビロニアを征服したことをきっかけにしてギリシア世界に流入し、さらに古代ローマに継承されていくのが「西洋占星術」の発展につながっていきます。当初はもっぱら天下国家の運命を対象にしていた占星術は、やがて個人の運命を占うようになりました。個人といっても、はじめは皇帝や王だけがその恩恵にこうむることができましたが、時代が進むにつれて、一般の人たちも自分の運命を知るために占星術にアクセスするようになったのです。
当代随一の占星術師である鏡リュウジ氏が解説を書き下ろしたこの文庫版を手にすれば、何気なく触れてきた「星占い」も、ぐっと深みを帯びて、まったく違う魅力的なものに見えてくること間違いなし、です!
[本書の内容]
1 カルデアの知恵
2 ギリシャ人の科学
3 ホロスコープの技術
4 「占星社会」ローマ
5 ルネサンスの大論争
6 近代科学からの脱落
7 現代を生きる占星術
あとがき
解 説 鏡リュウジ