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- 地銀波乱
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日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
日本経済新聞社- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784532263980
[BOOKデータベースより]
2018年に発覚し世間を騒がしたスルガ銀行の不正融資―しかし、それは氷山の一角に過ぎない。全国にある106の地方銀行の多くは連続した赤字に苦しんでいる。暴走するアパートローン、「不良債券」という名の爆弾、人材の枯渇、モラトリアム法の負の遺産…行き詰まる地銀に活路はあるのか?日経記者が総力を挙げて取材する。
第1章 迫り来る「地銀廃業」時代
第2章 「優等生」スルガ銀行の背信
第3章 暴走するアパートローン
第4章 モラトリアム法の負の遺産
第5章 抱えた「不良債券」爆弾
第6章 人材枯渇の危機
第7章 活路は草の根金融に
◆不良債権問題や金融ビッグバンにより都銀・長信銀が再編されたときも抜本的な対策が取られず温存された日本の地方銀行。融資案件不足や長期にわたる低金利で収益が細り存在意義が問われるなか、金融庁から事業性融資の拡大を求められたこともあり、質の悪い融資、アパートローン、ノンバンク業務などで焦げ付きが起き、いま問題が噴出している。
◆本書は、全国の日経記者が連携し、地方銀行の実態を深掘り取材した成果をまとめるもの。設立20年をむかえた金融庁による行政が適切だったのかについても問うことになる。スルガ銀行のシェアハウス向け個人融資は問題の一端に過ぎず、程度の差こそあれ、多くの地方銀行で同じような問題が起きつつある。地域金融の関係者の必読書となる一冊。
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