[BOOKデータベースより]
生き物が絶滅する確率は99.9%。聞いてくれ、その理由を!!受難の生き物70種。
1 油断して、絶滅(やさしすぎて絶滅―ステラーカイギュウさん;のろますぎて絶滅―ドードーさん ほか)
2 やりすぎて絶滅(アゴが重すぎて絶滅―プラティベロドンさん;歯がぬけなくて絶滅―ヘリコプリオンさん ほか)
3 不器用で、絶滅(ちゃんと飛べなくて絶滅―シソチョウさん;筋肉ムキムキで絶滅―スミロドンさん ほか)
4 不運にも、絶滅(隕石が落ちて絶滅―ティラノサウルスさん;島が沈没して絶滅―オオウミガラスさん ほか)
5 絶滅しそうで、してない(水にもぐって助かった―カモノハシさん;山にのぼって助かった―ライチョウさん ほか)
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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あおひなレストラン
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目のつけどころが、
企画としては何匹目かのドジョウ、という感じはしますが、絶滅した動物(=今はいない動物)をテーマにしたことで既発の本とは差別化されていて新鮮味があります。紹介の仕方(文体)も飽きさせないように工夫されています。
古生代や中生代の生き物は、化石の形状や地層に分布するものから、その姿や生き様を想像したのだろうと思います。
が、そのロマンあふれる作業が感じられる内容で、面白いです。
頭部の骨や歯から、何を食べていたのか、どうして絶滅してしまったのかを考えるのは、かなり高度な調査と分析力がなければ出来ません。
その労力をこんな風に楽しく読めるのは、なかなか良いと思います。
一方で新生代第四紀、人間が登場してからあっという間に絶滅に追いやられた生き物達もいる。
これは人間全体が憂慮すべき問題。
どうして絶滅してしまったのかを知ることは、現在辛うじて生き延びている、絶滅危惧種と呼ばれる生き物達を保護する際に、同じ失敗を繰り返さないようにするために、ぜひとも必要な知識だといえます。
面白いだけで終わらせず、そこから何かを学び取れるよう、親子共に読んで、知識を得て、活用出来たら良いのではないかと思いました。(hime59153さん 40代・三重県 男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】