- 明治の御世の「坊っちやん」
-
春秋社(千代田区)
古山和男
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784393441664
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
寺山修司を待ちながら
-
石田和男
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2020年02月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
[BOOKデータベースより]
夢幻能の様式を借り、戯作の技法を駆使して生み出された諷刺文学―これこそが、この小説の神髄である。真の舞台は「四国」の松山ではなく、日露戦争で激戦の地となった「清国」の旅順―そして「赤シやツ」を「山県有朋」、「うらなり」を「乃木希典」、「坊っちやん」をなんと「明治天皇」に読み替えることで、壮大な夢幻能の舞台が立ち現れる。
序章 能楽仕立ての戯作小説
第1章 ワキの「坊っちやん」
第2章 旅順口の「幽魂」
第3章 悪鬼の「赤シやツ」と「野だいこ」
第4章 「山嵐」と「うらなり」
第5章 「主役」登場
第6章 天誅の修羅場
終章 百年かけて斃す敵