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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:3.5)
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★プロ書店員レビュー★
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それぞれの人生がある
本屋で働くものとして、自分のお店を持つのはあこがれである。ただ、実際に開店を決断するのは難しく、失敗も多いと聞く。そんな中で、彼の開店とその後の成功は、ともに働いたことがあるものとしてとても誇らしく、時分を見つめさせるものであった。
レビュアー:40代男子 / リブロ / 男性 / 40代
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★プロ書店員レビュー★
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小さな本屋の「運動理論」。
東京・荻窪の小さな本屋「Title」は、まず経営理念がすばらしい。「書物を扱う事業を通し、個の多様性を確保した、豊かな社会づくりに貢献する」とある。その理念をどのような手法で実現するのか。この本に書かれている起業物語をそのような目で読んだとき、ロマンティックなリアリストである著者の「運動理論」が見えてくる。尚、「元リブロ」の書店員が書いた本としては他に、ちくま文庫『書店風雲録』や、論創社の『「今泉棚」とリブロの時代』『リブロが本屋であったころ』等がある。
レビュアー:野上由人 / リブロ / 男性 / 40代
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[BOOKデータベースより]
「自分の店」をはじめるときに、大切なことはなんだろう?物件探し、店舗デザイン、カフェのメニュー、イベント、ウェブ、そして「棚づくり」の実際。事業計画書から、開店後の結果まですべて掲載。堀部篤史さん(誠光社店主)との特別対談を収録。
第1章 前史(原風景;緑と青の水玉の表紙;本そのものよりも好きなこと;リブロ入社;福岡、広島、名古屋;「池店」の濃密な日々;閉店)
[日販商品データベースより]第2章 萌芽(課外活動;母の話;すべてはこのために)
第3章 準備(はじまりは捻挫から;どこの街でやるか;店名―没案二つ;なぜ「新刊、カフェ、ギャラリー」なのか;組織のかたちとお金のこと;物件決定;内装の中村さん;商品の仕入れ方;本の選び方、並べ方;POSレジは使わない;カフェの進め方;ロゴデザインとブックカバー;ウェブがつくる「信用」;開店前から知ってもらうために;定休日をつくる;開店前夜)
第4章 本屋開業(物事を始めるには良い日;開店後の日々;本を紹介するのが本屋のしごと;「邪魔をしない」という姿勢;接客の発見;イベントから始まるもの;取材を断るとき;WEB SHOP オープン;店舗の外に仕事をつくる;フードメニュー登場;新刊の仕入れ方;どんな本が売れたのか;お客さまとの不思議な物語;店主の日常)
終章 プロになりたい(一年目の結果、二年目の仕事;町の本屋のこれから;Titleが閉店する日)
特別付録・東西本屋店主対談―堀部篤史(誠光社)×辻山良雄(Title)
Title2016年度営業成績表
Title事業計画書
本屋開業に必要なことは、すべてここに書かれている。2016年1月、東京・荻窪に開店した「Title(タイトル)」店主・辻山良雄が詳しく書きおろす本屋づくりのすべて。物件、内装、仕入れ、棚づくり、宣伝、接客、カフェ、ギャラリー、イベント運営……《とても「具体的な」本になったと思います》(辻山良雄)。開業前に作成した事業計画書、開業第一期の営業成績をすべて収録。誠光社店主・堀部篤史さんとの対談も掲載。本屋の可能性がここにある。