ナショナリズムの昭和

幻戯書房
保阪正康　

• 価格: 4,620円（本体4,200円＋税）
• 発行年月: 2016年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784864881005

内容情報

[BOOKデータベースより]

天皇制とは何か。国のあるべき姿とは何か。１９４５年８月１５日以前と以後の国家像を検証し、後世に受け継ぐべき理念を探る１５００枚。

集団の記憶と一人の記録
１　敗戦‐講和（玉音放送；二の次の「人間宣言」　ほか）
２　昭和前期／二・二六事件（昭和十五年の位相；「一体化」を促した『国体の本義』　ほか）
３　新統制派／太平洋戦争（橋本欣五郎の『第二の開闢』；八紘一宇の顕現　ほか）
４　戦後‐現在（朝日新聞の戦後八月十五日付社説；六〇年安保闘争と敗戦以前の共通項　ほか）
私と「ナショナリズム」の出会い

[日販商品データベースより]

天皇制とは何か。国のあるべき姿とは何か。１９４５年８月１５日以前と以後の国家像を検証。左翼的偏見や右翼的独善から解放し、後世に受け継ぐべき「ナショナリズム」を提示する渾身の昭和史研究の決定版。