この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 〈ていねいな暮らし〉の系譜
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2025年05月発売】
- 国際社会学 改訂版
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2023年03月発売】
- 社会学概論
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2025年03月発売】
- 猫社会学、はじめます
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年06月発売】
- 社会をひもとく
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2025年03月発売】
[BOOKデータベースより]
ペナルティではルールを守らせることはできない。イジメ、指示待ち人間、解釈改憲など具体的状況からルールを維持する方法、破る方法、そしてルールを活かし運用するリテラシーが見えてくる。あらたな共働のための社会学的分析。
第1章 ルールとゲーム―ルールリテラシーの大前提
[日販商品データベースより]第2章 ルールとペナルティ―ペナルティでルールを守らせることができるのか
第3章 ルールの論理―なぜルールは守らなくてはならないのか
第4章 ルールの参照可能性―私たちはルールに縛られているのか
第5章 ルール違反と排除―ルールを破るとどうなるのか
第6章 免責・排除・赦し―ルールはどうすれば維持できるのか
第7章 ルールとペナルティ2―ルールによる統制とペナルティによる統制はどのように違うのか
第8章 直接ルールと間接ルール―命令に従っていればそれでいいのか
第9章 禁止と強制―「してはならないこと」にだけ気をつけていればよいのか
第10章 ルールの破り方―ルールに縛られないためにはどうすればいいか
最終章 ルールとは何か
◆ペナルティではルールを守らせることはできない!
るでしょう。しかし、著者によれば、その方法はルールを罰と報酬のゲームと捉える誤解にもとづいており、ルールが持つ可能性を損ねるというのです。賞罰や道徳で誘導する方法を離れ、ルールとは他者と協力するための技術であるという認識に立ち、ルールを維持する/あえて破るなどの実践を分析すると、ルールを活かし運用する能力=ルールリテラシーが見えてきます。いじめから解釈改憲まで、ルール観を一新する実践志向の社会学書です。著者は富山大学人文学部教授。