- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 性のタブーのない日本
-
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2015年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087208108
[BOOKデータベースより]
「目が合う」ということと「セックスをする」ということの間に大きな一線がなかった古代。「優雅な恋物語の世界」と思われがちな平安時代ですら、文学や絵巻物からは、強烈な「人間生理」とともに世界を認識していた日本人の姿が浮かび上がる。歌舞伎や浄瑠璃の洗練されたエロチック表現や、喜多川歌麿の錦絵に見られる独特な肉体観など、世界に類を見ない、性をめぐる日本の高度な文化はいかに生まれたのか?西洋的なタブーとは異なる、国民の間で自然発生的に理解されていた「モラル」から紐解く、驚天動地の日本文化論。
タブーはないが、モラルはある Introduction―現代の日本に性表現のタブーはあるのか?(「性表現の自由」をうっかり語ると笑っちゃう;「性表現の規制」の中の自己規制 ほか)
第1章 それは「生理的なこと」だからしょうがない(世界は具体的に始まる;「子供を作る行為」の始まり ほか)
第2章 「FUCK」という語のない文化(性的タブーとはどんなことか;神様は「まだ早い」と言う ほか)
第3章 男の時代(少女マンガ的な『源氏物語』;肉体関係以外に他人と関係を結ぶ方法はない ほか)
『古事記』や『源氏物語』など古典を読み解き、錦絵、浮世絵に描かれたセックスのリアリティに迫る。タブーはないがモラルはあるという、世界に類を見ない日本の性文化の豊饒に迫る、驚天動地の日本文化論。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 「三島由紀夫」とはなにものだったのか
-
価格:781円(本体710円+税)
【2005年11月発売】
- 失われた近代を求めて 下
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2019年06月発売】
- そして、みんなバカになった
-
価格:924円(本体840円+税)
【2020年04月発売】
- 福沢諭吉の『学問のすゝめ』
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2016年06月発売】
- 越境する詳説文体
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2017年06月発売】
『古事記』や『源氏物語』など古典を読み解き、錦絵、浮世絵に描かれたセックスのリアリティに迫る。タブーはないがモラルはあるという、世界に類を見ない日本の性文化の豊饒に迫る、驚天動地の日本文化論。