万葉集で親しむ大和ごころ

角川文庫　角川ソフィア文庫　Ｄ１５０ー３

ＫＡＤＯＫＡＷＡ
上野誠（文学）　

• 価格: 968円（本体880円＋税）
• 発行年月: 2015年09月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784044054106

内容情報

[BOOKデータベースより]

恋に生きる素晴らしさと怖さを悟り、それを笑う余裕を持っていた万葉びと。彼らは「心」をどのように理解していたのだろうか。男女の愛における嫉妬と裏切り、ユーモア、別れの悲しみ、怒り…現代にも通じる、喜怒哀楽の感情を詠んだ歌からは、千年以上も前の万葉びとの、日本人らしい自然で素直な心の綾を感じることができる。遺された多くの万葉歌を通じて、生きる喜びにあふれた万葉びとの豊かな感情の動きを読み解く。

第１章　万葉びとの喜び（藤原鎌足の喜色満面；雪にはしゃぐ万葉びと；恋人がやって来る！）
第２章　万葉びとの怒り（つばきを吐いて怒り、そして呪う姫；皇后はどうしてそんなに怒ったのか；金しだいの世の中；嫉妬と怒りと）
第３章　万葉びとの哀しみ（フラレ虫の歌；聖徳太子のかなしみ）
第４章　万葉びとの楽しみ（郊外で楽しむ；宴会で楽しむ）

[日販商品データベースより]

恋に生きる素晴らしさと怖さを悟り、それを笑う余裕を持っていた万葉びと。彼らは「心」をどのように理解していたのだろうか。男女の愛における嫉妬と裏切り、ユーモア、別れの悲しみ、怒り……現代にも通じる、喜怒哀楽の感情を詠んだ歌からは、千年以上も前の万葉びとの、日本人らしい自然で素直な心の綾を感じることができる。遺された多くの万葉歌を通じて、生きる喜びにあふれた万葉びとの豊かな感情の動きを読み解く。『万葉にみる男の裏切り・女の嫉妬』を改題。