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一枚の紙から二羽から百羽近くまで、四十九通りもの折り方がある繋がった千羽鶴“連鶴”。桑名藩に伝わるその折り鶴は女子の遊びではなかった。大政奉還から王政復古へと向かう幕末の動乱の中、親藩・桑名藩士として最後まで生きる道を選んだ速見丈太郎は、商家の婿養子となり「藩を捨ててくれ」と言い残して消えた弟・栄之助に思いを込めて、久方ぶりに連鶴を折った。信じる道が異なろうとも、我らは兄と弟なのだと―。親藩・桑名藩士として身命を賭す兄と商家の婿養子となった弟。幕末維新の激動は、二人に何を問い、いかなる明日を見せるのか?気鋭の女流作家が初めて幕末維新に挑んだ感涙必至の野心作!
[日販商品データベースより]親藩・桑名藩士として身命を賭す兄と商家の婿養子となった弟。幕末維新の激動はふたりに何を問い、いかなる明日を見せるのか。激動の時代に生まれたが故に別の道を歩むことになった兄弟の運命を描く長編時代小説。
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激動の時代に生まれたがゆえに、別の道をあゆむことになった二人の運命を描く長編時代小説。