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[BOOKデータベースより]
福島の事故からすでに3年余り、原発をめぐる様々な問題は今も“宙ぶらりん”のままだ。「脱・反」の声に振り回されるエネルギー政策、過剰なまでに厳しい「1ミリシーベルト」基準、「ゼロリスク」を求めるばかりの安全規制、科学より感情論にはしるメディア、見通せない復興と住民の帰還―いったい、何が問題なのか。このままでいいのか。第一線の研究者たちが科学的事実と合理的思考で迫る対話ドキュメント。
1 「御用学者」と呼ばれて
2 サイエンスとポリシーを分けて話そう
3 安全対策と放射線リスクの正しい考え方
4 人体の仕組みから規制値を問い直す
5 原子力規制委員会という新たな「ムラ」
6 「年間1ミリシーベルト」はなぜ理不尽か
7 巨大メディアが原発リスクを高めている
8 小泉「原発ゼロ」は無知なギャンブルか
9 日本人は原発にどう向き合えばいいのか
10 将来世代はどう考えるか―特別編 浜岡原発を見学して
福島の事故からすでに3年余り、原発をめぐる様々な問題は今も“宙ぶらりん”のまま。いったい何が問題なのか、このままでいいのか。第一線の研究者たちが、科学的事実と合理的思考で迫る対話ドキュメント。
いったい何が問題なのか。このままでいいのか。3・11以降、すべてが宙ぶらりんの原発問題に科学的事実と合理的思考で迫る対話集。