[BOOKデータベースより]
カクレキリシタンは隠れてもいなければキリスト教徒でもなかった!仏教の仏も、神道の神も、キリシタンの神々も三位一体の如く拝み続けた人びとの信仰に迫る。
1 カクレキリシタン誕生(日本人とキリスト教の出会い;潜伏キリシタンとカクレキリシタンの発生;信仰の継承とその組織)
2 オラショと行事(カクレキリシタンの祈り―オラショ;カクレキリシタンの行事;お授け(洗礼)と房し方(葬式))
3 信仰の実像(信仰の本質とその仕組み;どんな神様を拝んでいるのか;なぜキリスト教信徒数は増えないのか)
弾圧に耐え、“隠れキリシタン”が大切に伝えてきたものはキリスト教ではなかった。長崎県各地の現地調査を通してオラショや諸行事に接し、彼らが本当に祈り続けてきたものを探り、日本民衆のキリスト教受容に迫る。
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
「隠れキリシタン」というと命がけで弾圧を耐え忍び、仏教や神道を隠れ蓑にしてカトリックの信仰を守りぬいた人々というイメージがあるが、そもそもキリスト教徒とはどういう人々を指すのか、という問題提起から始まり、隠れキリシタンは本当に隠れていたのか、という根本的な疑問などがわかりやすく書かれ、今までの隠れキリシタンのイメージが覆りました。イメージ有りき、というところに疑問を持ち、問題を掘り下げるという姿勢がすばらしいと感じました。(じげもんかな/女性/30代)
カクレキリシタンとは何か/Tカクレキリシタン誕生(日本人とキリスト教の出会い〈カトリックはなぜ日本にやってきたのか/日本人はキリスト教をどう理解したのか/キリシタンが急速に増えたのはなぜか/豊臣秀吉はなぜバテレン追放令を発布したのか/家康はなぜ禁教令を出したのか/殉教者は何に対して命を捧げたのか〉以下細目略/潜伏キリシタンとカクレキリシタンの発生/信仰の継承とその組織)/Uオラショと行事(カクレキリシタンの祈り―オラショ/カクレキリシタンの行事/お授け(洗礼)と戻し方(葬式))/V信仰の実像(信仰の本質とその仕組み/どんな神様を拝んでいるのか/なぜキリスト教信徒数は増えないのか)