- 週刊 東洋経済 2022年 5/21号
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週刊 東洋経済新報社
- 価格
- 730円(本体664円+税)
- 発売日
- 2022年05月16日
- 判型
- A4変
- JAN
- 4910201330522
- 雑誌コード
- 20133-05/21
内容説明
ビジネスリーダー必読の本格派総合経済誌
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物流現場の最前線を担うトラックドライバーの、「定額働かせ放題」とすらいえる過重労働は、長らく放置されてきました。その結果人手不足は続き、2年後に迫る残業規制の大激震も待ったなしです。いま現場を変えなければ、日本の物流は崩壊しかねない危機に直面しています。
本特集では、荷主側の理不尽な要求に疲弊する過酷な労働環境や、低賃金の根本原因であるドライバーを搾取する構造問題に迫りつつ、ヤマトホールディングスなど大手各社のトップに対応策を聞きました。緊急リポートは「円安は止まらない」です。
【特集】崖っぷちの物流
ドライバーが消える日
[プロローグ] 基本給はわずか7.5万円 ドライバー定額働かせ放題の実情
Part1 崩壊寸前の現場
ドライバーが定着しない現実 末端に低運賃のシワ寄せ
待機強要、商品陳列まで 続出する理不尽な要求 疲弊するドライバーの証言
[トップインタビュー 1]
「過重労働を防ぐ仕組みが不可欠。EC向けで値下げはしていない」 ヤマトホールディングス 社長 長尾 裕
[トップインタビュー 2]
「ドライバーの負担を減らす。あらゆる荷物を運ぶ」 西濃運輸 社長 小寺康久
「委託頼みではダメ! このままでは担い手がいなくなる」 福山通運 社長 小丸成洋
Part2 「多重下請け」の弊害
中間業者がサヤを抜きまくり ドライバー搾取の構造問題
コロナ禍に残業規制導入が打撃! 事業売却、廃業が増える 下請け事業者たちの悲鳴
[インタビュー]
残業規制だけでドライバー不足は解決されない
神奈川大学経済学部教授 齊籐 実 / 運輸労連中央副執行委員長 世永正伸
Part3 荷主も急ぐ物流改革
もはやひとごとではない!荷主主導で進む現場改革
アスクル 独自のアプリで業務支援 配送効率を考え商品開発
ローソン AIが最適なダイヤを作成 店舗配送ルートを効率化へ
キユーピー 翌々日の納品を基本に、荷受け現場作業を効率化
配送員確保に悩むネットスーパーを猛追 クイックコマースの衝撃
デジタル支援のサービスが続々登場 DXは物流の救世主か
[エピローグ] 中小宅配会社で進む連帯 脱・多重下請け構造は必須
【緊急リポート】「円安」は止まらない 政府・日銀はお手上げ状態
[寄稿] 日銀は円安の進行を傍観 判断先送りが招く最悪事態 東短リサーチ社長 加藤 出
米利上げで日米金利差拡大 景気腰折