- 自然を名づける
-
なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのか
Naming nature.- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2013年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784757160569
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[BOOKデータベースより]
分類とは、自然の事物に名前をつけることである。アリストテレスからリンネを経て現代にいたる生物分類学は、多様な生物界の全貌を知り尽くすという壮大な目標を掲げて発展してきた。本書は、生物分類学の歴史を平易に語り、人間にとって「分類」とはどういうことかを考察する。分類という行為は、分類者と分類対象とが一体となって構築する「環世界」からなっている。しかし、20世紀後半に発展した科学的分類学は、「魚類は存在しない」などと主張して、ヒトの環世界から乖離してしまった。はたしてそれでいいのだろうか?科学と直感の抗争を描く、面白くて発見に満ちた本。
「存在しない魚」という奇妙な事例
[日販商品データベースより]自然の秩序(若き預言者;フジツボの奇跡;底の底には何が見えるか)
直感の輝き(バベルの塔での驚き;赤ちゃんと脳に損傷を負った人々の環世界;ウォグの遺産)
科学の重圧(数値による分類;よりよい分類は分子から来たる;魚類への挽歌)
直感の復権(奇妙な場所;科学の向こう側にあるもの)
18世紀の天才リンネから始まった生物分類学は、20世紀になって「魚は存在しない」との結論に至った。それはなぜか。そこには科学と直感の間の抗争があった。おもしろくて発見に満ちた1冊。