[BOOKデータベースより]
1492年のコロンブスのサン・サルバドル島到着は、西洋優位のグローバリゼーションという時代に道を開いた。それは、19世紀のパックス・ブリタニカ、20世紀のパックス・アメリカーナをへて、今に続く。500年余にわたる世界の歴史的発展のロジックを追い、アジア・ブームや日本の「失われた20年」までを俯瞰して、新たな歴史観を問う。
第1部 世界の経済then and now(歴史再考(変貌する歴史観;パックス・ブリタニカの世界);パックス・アメリカーナの世界(アメリカ・モデルとは何か;冷戦後世界&ニューエコノミー))
第2部 日本とアジアat present(激動の日本(日本とは何か?;日米中トライアングル;挫折した日本のアジア戦略);激動のアジア(アジアの消費と物流;アジアの勢い))
コロンブスのインドを目指したアメリカ航海を端緒とし、グローバリゼーションの歴史をひもとく。世界の歴史的発展のロジックを追い、アジア・ブームや日本の「失われた20年」までを俯瞰して、新たな歴史観を問う。