- 悲しみを生きる力に
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被害者遺族からあなたへ
岩波ジュニア新書 732
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2013年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784005007325
[BOOKデータベースより]
2000年12月、一家4人が殺害された「世田谷事件」。突然、妹一家を失った著者は、絶望のどん底に突き落とされる。周囲の偏見、心ない報道、愛する家族を助けられなかった自責の思い…。深い悲しみに向き合うなかで、どのように生きる意味をつかんだのか。つらく、悲しい思いを抱えるあなたへ送る希望のメッセージ。
第1章 奪われた命
第2章 事件のあとに―遺族の悲しみと苦しみ
第3章 悲しみからの回復―「私の物語」を求めて
第4章 悲しみの共感へ―夫、息子、母それぞれの思い
第5章 再びの悲しみ―事件から一〇年目に
第6章 喪失が与えてくれるもの
第7章 答えのない問いに向き合う
一家4人が殺害された「世田谷事件」。妹一家を失った著者は、絶望のどん底に突き落とされる。深い悲しみに向き合うなかで、どう生きる意味をつかんだのか。つらく、悲しい思いを抱える人へ送る希望のメッセージ。





















この図書がジュニア新書で出版された事に、とても重い意味を感じました。
著者はあの未解決の世田谷事件の関係者(被害者家族の姉)であり、被害者宅の直ぐ隣に住んでいました。
あの事件で、著者を被害者関係者にも被疑者にもされ、周りから視られる存在になってしまいました。
事件は悲しみだけではなく、喪失感、無力感とマイナスの圧力をかけ続けます。
それらに耐えることではなく、乗り越えることだけではなく、共存することで、ありのままの自分でいられることを、著者は多くの災害の被災者とともに考えてきました。
母親の自分がそうなのだから、子どもたちにとってこの逆境をどのように生きるか、著者の思いが伝わって来ました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】