- 細川幽斎
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2012年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784305706331
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[BOOKデータベースより]
今ははや心のままに
[日販商品データベースより]敷島の道の伝への
明石潟かたぶく月も
雲はらふ与謝の浦風
見るがごとくあふげ神代の
老の浪あはれ今年も
軒ちかき梅が香ながら
霞むべき山の端遠く
花鳥の色にも音にも
花見にと出でたちもせず〔ほか〕
うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の、細川幽斎です。
和歌、連歌、俳句の上手である。
茶道、能楽、刀の目利き、何でもその奥儀に達せぬものがない。
信長も、秀吉も、家康も、彼を見るときは、みんな特別な眼つきをした。 松本清張
細川幽斎 ほそかわゆうさい
戦国時代に文と武に生きた武将。本名細川藤孝、玄旨また幽斎と号した。足利義昭と織田信長に仕え、有識と歌学の知識によって秀吉や家康に信任された。三条西実枝から『古今集』の秘事を、九条稙通から『源氏物語』の奥義を授かり、二条家の歌風を中世から近世へと継承。丹後田辺城を石田三成軍に囲まれたとき、歌道の滅亡を恐れた後陽成天皇が綸旨を発して救出したことは有名。熊本細川家の家祖となり、子に三斎(忠興)を持つ。多くの弟子を有し、松永貞徳もこの幽斎から歌を学んでいる。