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[BOOKデータベースより]
日本の宗教はどこからきてどこへいくのか。その解明の糸口として「鎌倉仏教=宗教改革論」を見直すことで、近代前後の宗教の変容を探る。日本思想の根幹をなす「心のありか」としての祖霊信仰と、鎌倉仏教の担い手である法然・親鸞・道元・日蓮らの激しい内省による「心の探求」、これらの精神的な系譜と神仏とのかかわりから日本の宗教のゆく末を考える。
なぜ戦後日本で「ピープル」は「人民」と訳されてきたか
[日販商品データベースより]言葉が重層する近代日本人のアイデンティティ・クライシス
神の声、仏の声を「聞いた」東西の中世世界
明治に輸入された「中世」の概念と「宗教改革」
戦後「鎌倉仏教=宗教改革」論を復活した三人の旗手
「宗教改革」の対極に位置する先祖崇拝
「先祖崇拝」とは何か
遺骨に霊魂が宿るという信仰
天皇制も支えた「霊の威力」
「鎌倉仏教=宗教改革」論の否定、顕密体制論〔ほか〕
日本の宗教はどこからきてどこへいくのか。鎌倉仏教の担い手たち、法然・親鸞・道元・日蓮らの「心の探求」という精神的な命脈を糸口として、祖霊信仰と神仏とのかかわり、近代前後の宗教観の変容を解く。
〈目次〉
まえがき
1 なぜ戦後日本で「ピープル」は「人民」と訳されてきたか
2 言葉が重層する近代日本人のアイデンティティ・クライシス
3 神の声、仏の声を「聞いた」東西の中世世界
4 明治に輸入された「中世」の概念と「宗教改革」
5 戦後「鎌倉仏教=宗教改革」論を復活した三人の旗手
6 「宗教改革」の対極に位置する先祖崇拝
7 「先祖崇拝」とは何か
8 遺骨に霊魂が宿るという信仰
9 天皇制も支えた「霊の威力」
10 「鎌倉仏教=宗教改革」論の否定、顕密体制論
11 鎌倉仏教のカリスマたち──法然・親鸞・道元・日蓮
12 鎌倉仏教の隠された主題、「心の探求」
13 家持、空海、最澄、西行──「心」探求の系譜
14 漱石・啄木の「心」に流れる道元・世阿弥の「心」
15 中世の権門体制を支えたイデオロギー
16 織田信長が行った政教分離という「宗教革命」
17 親鸞の孤独な魂の継承者、内村鑑三
18 戦後、教育から宗教改革の実現をめざした南原繁
19 戦後日本の宗教的空白を補完した「象徴天皇」
20 教科書にあらわされた「宗教」の現在
あとがき