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[BOOKデータベースより]
花亭は詩に魅入られた人であった。しかし、詩を生業とする職業詩人の道に踏み込むことはなく、あくまでも幕吏としての身分を離れずに詩作した。江戸文学史の上で、さほど大きくは評価されて来なかったが、交遊は実に広く、また、多彩であった。本書ではその花亭の生涯・交遊をたどり、彼がどのような時代の流れの中に生きたかを眺め、さらに、彼が情熱を傾けた漢詩から看取できる個性的な表現や独自の感性を俯瞰し、江戸後期の文壇で花亭ならびに彼の文芸が、同時代人からどのように評価されていたかについて考察した。
第1章 岡本花亭の生涯と詩業(岡本花亭の生涯の概説;花亭詩の諸相)
[日販商品データベースより]第2章 岡本花亭と『享余一臠』―泊翁との文学交流(『享余一臠』の写本;花亭と泊翁との唱和をめぐって;芳津館筆談抄録)
第3章 花亭・詩仏と練塀小路(唱酬の発端―江山詩屋の詩会;両人の唱酬の立ち上がり―「斉物」の思いと世俗への絶縁;老詩人が詠じる中国の話題;練塀小路の二人の住まいと交友)
第4章 岡本花亭と『信山〓(きん)稿』―文人代官の文学世界(代官就任と初めての仕事;信州中野の任地視察;民の訴訟と繋獄への思い;民を導く父母の官たるつとめ;「論狼詩」をめぐって;江戸への帰途と帰着の後)
岡本花亭の生涯・交遊を辿り、彼がどのような時代の流れの中に生きたかを眺め、彼の漢詩から看取できる個性的な表現や独自の感性を俯瞰。江戸後期の文壇で花亭とその文芸が同時代人からどう評価されていたかを考察。