- ノー・フューチャー
-
イタリア・アウトノミア運動史
Dell’innocenza.洛北出版 地方・小出版流通センター
フランコ・ベラルディ 廣瀬純 北川眞也- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2010年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784903127125
[BOOKデータベースより]
「アウトノミア運動」とは何だった/何であるのか?1977年―すべての転回が起こった年!イタリアでは、労働を人生のすべてとは考えない若者たちによる、激しい異義申し立て運動が爆発した。77年の数々の反乱が今日の私たちに宛てて発信していた、革新的・破壊的なメッセージを、メディア・アクティヴィストであるビフォが描きだす。
二つの派
文化の伝達
残余となった具体的なもの
「革命は終わりぼくたちは勝利した」
技術の問いについて
人類学的カテゴリーとしての労働
創造的運動と生産的労働
弱い思想と精神の生態学
無垢の思想のために
世界じゅうのひきこもりたちよ団結せよ(日本の読者へ)
もうひとつのオペライズモ フランコ・ベラルディの場合―1963年から1972年まで
フランコ・ベラルディ(ビフォ)へのインタヴュー―1973年から2008年まで
イタリア、1977年以後
「アウトノミア運動」とは
何だった/何であるのか?
1977年――すべての転回が起こった年!
イタリアでは、
労働を人生のすべてとは考えない若者たちによる、
激しい異議申し立て運動が爆発した。
77年の数々の反乱が今日の私たちに宛てて発信していた、
革新的・破壊的なメッセージを、
メディア・アクティヴィストであるビフォが描きだす。
* * *
1977年こそが、新しい時代への移行の年である。
77年は、イタリアにおいて、
自律的・創造的な運動(アウトノミア運動)の力が、
社会のただなかで試された年であった。
と同時に、労働過程の不安定化、社会関係の喪失、
うつ病の浸透が日常となる暗い未来の姿を、
目撃しはじめた年でもあった。
「ポストモダニティ」や「弱い思想」といった概念は、
この年月に姿を見せる。
幸福と絶望――本書では両方に視座をおくことで、
77年運動の問題系を検討する。
その幸福と絶望とは、
私たちがいま生きているこの現実の
「予兆」だったのだから。
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