[BOOKデータベースより]
16年前、高名な画家だった父を毒殺した容疑で裁判にかけられ、獄中で亡くなった母。でも母は無実だったのです―娘の依頼に心を動かされたポアロは、事件の再調査に着手する。当時の関係者の証言を丹念に集める調査の末に、ポアロが探り当てる事件の真相とは?過去の殺人をテーマにした代表作を最新訳で贈る。
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アガサ・クリスティーなら、もっと他にも有名な作品があるじゃないか。こう思われるかもしれません。実はこの作品は、私をミステリーの世界に導いてくれた一冊なのです。大学生のとき、たまたま入った本屋で、たまたまこの作品を手にしました。ミステリーについて何も知らなかった私は、この一冊で虜となりました。読み終えるとすぐにまた本屋へと行き、また別のミステリーを買いあさりました。もしあのとき、この本を手に取らなかったら、私はミステリーを書く仕事にはついていなかったかもしれません。その後、「オリエント急行殺人事件」や「ABC殺人事件」も読みましたが、いまなお、「五匹の子豚」は私にとって宝物なのです。
大倉崇裕/作家
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2013/7/19
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】