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- もりのてぶくろ
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福音館書店
八百板洋子 ナターリヤ・チャルーシナ・カプスティーナ- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2010年09月
- 判型
- A5変
- ISBN
- 9784834025804
[BOOKデータベースより]
まるでてぶくろのような形の、きれいな黄色の葉が1枚、森の小道に落ちていました。動物たちは通りすがりに、そっと手をあててゆきます。
[日販商品データベースより]きれいな黄色の葉が1枚、森の小道に落ちていました。その葉はまるで、てぶくろのような形をしています。ネズミがやってきて、そっと手をあてました。でもネズミの手にはちょっと大きい……。ウサギやキツネ、クマもやってきて、自分の手と葉の大きさをくらべていきます。このきれいな黄色い葉にぴったりなのは、だれの手なのでしょう? 1枚の葉をめぐって繰り広げられる、秋の森を舞台にした心温まるお話です。
月間絵本 ちいさなかがくのとも 2004年11月号が、待望の絵本化です。
絵はロシアのナターリヤ・チャルーシナ、文は八百板 洋子というコラボ作品で、絵はロシアの香りが溢れるもの。
ロシア民話のてぶくろを思い浮かべた人もいるのではないでしょうか。
お話は、静かな森に一枚の葉っぱが落ちているシーンから始まります。
ヤスデみたいな大きな葉っぱで、登場する動物達が手を当てていきます。
ねずみは、
「ぼくのてより ずっと おおきいや」
と言い、だんだん大きな動物が登場し、最後は、男の子が手を当てます。
シンプルな話なんですが、その絵は綺麗という言葉そのもの。
動物達のディテールの細かさなんて、見ていると心を奪われそうなほど。
散歩しているおかあさんと男の子の姿もが目に焼き付いて離れません。
文章が少ないので、2歳くらいから読みきかせ出来る絵本だと思います。
派手さはありませんが、スマッシュヒットと言えそうです。 (ジュンイチさん 40代・東京都 男の子12歳、男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】