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[BOOKデータベースより]
粟屋康子、十九歳。昭和二十年八月六日、原爆によって死んだ粟屋仙吉・広島市長の次女である。尊敬する父、そして弟などの死を知らされた康子は、原爆を受けてなお生き残った母親の看病のために、東京から焦土と化した広島に向かう。そのために原爆症によって、康子は若い命を奪われるのである。自らの生命を捧げて家族への愛を貫いた康子は、その思いを綴った克明な日記と、兄弟や友人、知人に書き送った多くの手紙を残していた。それは、現代の日本人が忘れがちな、思いやりや信念、そして毅然とした物の見方が、行間から溢れ出たものだった…。
火具旋造工場
[日販商品データベースより]引き裂かれた家族
運命の年は明けた
思われる苦しみ
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暗闇の中の送別会
別離と東京大空襲
硫黄島陥落
惜別の歌
別れゆく勤労学徒たち
広島からの悲報
決死の看病
乙女の病床
太平洋戦争下、若者たちはどう生き、どう死んでいったのか。原爆で即死した広島市長の父を追うように亡くなった康子。生と死のはざまで揺れた若者たちの青春群像が彼女の遺した日記と書簡をもとに蘇った。世界的ベストセラー「アンネの日記」を上回る感動の実話。