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[BOOKデータベースより]
「従軍慰安婦」問題や靖国問題、竹島(独島)問題、教科書問題など、東アジア、とりわけて韓日の歴史認識をめぐる対立はますます激化している。この局面を打開して真の和解をめざすために、韓日の有志が4年間、真摯な討論を重ねてきたシンポジウムの成果をまとめる。
1 韓国、日本、東アジア―新たな未来への構想のために(ポスト一九六五年を点検するメモ;「居心地の悪さ」に直面するということ―「日中・知の共同体」プロジェクトの経験から;抵抗と絶望;韓日間の過去の克服はいかに可能か)
[日販商品データベースより]2 教科書問題再論(「つくる会」の歴史歪曲教科書と「二〇〇五年問題」;国史教科書に描かれた日帝の収奪の様相とその神話性;日本における憲法・教育基本法改悪の現段階―自閉的ナショナリズムとメディアの壁;「東アジア史」の可能性―日本・中国・韓国=共同編集「未来をひらく歴史」(二〇〇五年)をめぐって)
3 「慰安婦」問題をどうとらえるか(アジア女性基金問題と知識人の責任;アジア女性基金の歴史的総括;韓日問題を解く第三の道を模索するために;韓日社会のなかの日本軍「慰安婦」問題とトランスナショナルな女性連帯の可能性―「二〇〇〇年女性国際戦犯法廷」を中心に)
4 「靖国」問題を問い直す(天皇と靖国;記念の政治学―銅雀洞国立墓地の形成とその文化・政治的意味;朝鮮青年エリートの皇国臣民アイデンティティの遂行―アジア・太平洋戦争期の朝鮮人学徒兵に関するノート)
5 加害と被害の記憶を越えて―『ヨウコ物語』波紋を契機として(満洲の記憶;帰還の物語を再読する―集団的記憶を超えて;「日本人妻」という問題―韓国家父長制との関連で;日本植民地主義の歴史記憶とアメリカ―『ヨウコ物語』をめぐって)
「従軍慰安婦」問題や靖国問題、竹島(独島)問題、教科書問題など、東アジア、とりわけて日韓の歴史認識をめぐる対立はますます激化している。この局面を打開して真の和解をめざすために、日韓の有志が真摯な討論を重ねてきたシンポジウムの成果をまとめる。