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[BOOKデータベースより]
当時、地理学を専攻していた著者は、人類の歴史と自然の変動には大きな相関関係があると考え、全国の遺跡をまわり、地層内の土を採集し、土中の花粉や珪藻を分析した。その結果、当時の気候や森林植生の変遷、水面の変動などを緻密に再現することに成功したのである。縄文時代は森の文化であり、縄文時代の人々は、森の時間とともに生きていた。彼らは春夏秋冬という日本列島の季節の循環にぴったりと適応した生活を送っていた。1980年に出版された本書は、過去の気候や植生の変遷などが、人類史に大きな影響を与えることを明らかにした。その事実は、多くの読者に衝撃を与え、現在の環境考古学研究の礎を築いた。
1 生態史の視点
[日販商品データベースより]2 地方文化のルーツ―旧石器時代
3 自然との調和の文化―縄文時代
4 水田稲作農業の文化―弥生時代
5 森林破壊期の文化―古墳時代・歴史時代
6 日本文化論への一視点
日本列島の旧石器・縄文時代の自然環境を初めて再現し、森と日本文化の密接な関係を解明した名著。人類史興亡の背景に自然環境の変遷を考察し、現在の環境考古学研究の礎を築いた先駆的研究。