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- マイクロソフトでは出会えなかった天職
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僕はこうして社会起業家になった
Leaving Microsoft to change the world.- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2007年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784270002483
ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
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- 猫町
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本の価値
私は既得権益というものがキライで、よくあることだが、
客観的な論点から物事を考えてみて明らかにおかしい場合でも、
既得権益というもののせいで物事がうまく進まない。
既得権益ということは、なんとも邪魔な概念と思っている。
本書を読み衝撃を受けたのは、我々は日本人は「本を読める」という
既得権益の上にのさばっている、ということだ。
ネパールでも、カンボジアでも、「本を読める」という環境が整っていない国では、
1冊の本の価値を知っていて、それを切望している。
日本人も同じように、1冊の本の価値を知っていた時代があるはずだ。
本がこれだけの流通網に乗って、日本全国に届けられているという環境は、
日本人が望んだから作られた結果である。
しかし、今のわれわれは一冊の価値を知らない。
1960年に1万点だった新刊点数は8万点にまで増加し、減少する気配はない。
膨大な知の流通は、本のインフレを起こしている。
これは既得権益の上に居座り、「本の価値」を日本人が忘れてしまったからではないだろうか?
本書によって、「本の価値」というものを再認した。
- 紺碧の空
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鬱屈したビジネスパーソンにオススメ!
自分のやりたいことは何か?
自分のやるべきことは何か?
鬱々と悩むのではなく、信念に基づいて行動することのすばらしさ、大切さ。
はっきり言って、誰しもがこの本の著者のようになれるわけではない。
しかし、彼の行動力と信念は本を読んでいて爽快ともいえるほどだ。
彼が支援する子供たちの表情のなんとすばらしい事か!
[BOOKデータベースより]
第1部 ネパールとの出会いマイクロソフトとの別れ(「あなたはきっと、本を持って帰ってきてくれる」;ロウソクの下でアイデアが燃え上がる;すぐに帰ってこい! ほか)
[日販商品データベースより]第2部 ゼロからの出発(走り出したら止まらない;営業のコツ―僕はこうしてマイクロソフトに転職した;ネパールを超えて ほか)
第3部 新しいステージへ(少女を学校へ!;カンボジアの生徒;インドの民主主義 ほか)
大企業のエグゼクティブの座を捨てて、アジアの山奥の子どもたちに本を届けよう。34歳の男性にそう決意させたのは、休暇で訪れたヒマラヤの小学校で見た「空っぽの図書館」だった…。