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- ニルスのふしぎな旅 上
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福音館古典童話シリーズ 39
Nils Holgerssons underbara resa genom Sverige.福音館書店
セルマ・オッティリアーナ・ロヴィサ・ラーゲルレーヴ 菱木晃子 ベッティール・リーベック- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2007年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784834022735
[BOOKデータベースより]
妖精にいたずらをして小人にされたニルスは、ガチョウのモルテンやガンのアッカたちとスウェーデンの空を北に向かって旅をすることになります。旅の途中、仲間のガンの命を救ったり小さな動物たちを護ってあげたりするうちに、役立たずのただの悪童だったニルスが、小鳥や動物たちに好かれ、仲間から信頼される少年に成長していきます。今、新訳によって鮮やかに甦る「ふしぎな、すばらしい」冒険物語。1931年版の原書の緻密で美しい挿絵を160枚再現。小学校上級以上。
[日販商品データベースより]トムテという妖精に悪戯をしたために小人にされてしまったニルスは、ガチョウのモルテンやガンのアッカたちとスウェーデンの空を北に向けて旅をすることになります。旅の途中、仲間のガンの命を救ったり小さな動物たちを護ってあげたりするうちに、役立たずのただの悪童だったニルスが、小鳥や動物たちに好かれ、仲間に信頼される少年に成長していきます。昔話や伝説や実際にあった出来事が、物語の本筋に巧みに織り込まれているので、読者はニルスと一緒に空と地上の両方で「ふしぎな、すばらしい」体験ができます。
親としては読み聞かせをしているうちに名作に触れてほしいという思いかがあり、読む時期を前から考えていたのがこの本です。
長い時間をかけてようやく読み聞かせ終わりました。といっても上巻のみですが。
私はアニメでも見たことがあり、原作は読んだことがないものの印象に残っている話でした。
読み聞かせしてみてニルスが主人公だからニルスが中心と思ったらそうでもなく、スウェーデンのいろんな場所や動物たち自然の様子がきめ細かく出てきます。
どの国でもそうですが、土地の改革が自然の破壊へつながってしまうこと、経済の成長をとるのか自然の維持を願うのかという点は万国共通の問題に思いました。
元々は旅行案内のような側面もあったということを後で教えてもらいました。
いたずらっ子であったニルスがトムテに変えられてしまうのはある意味仕方がなかったのかなと思いつつ、いつ人間に戻れるのかがやはり気になるところでした。
まだ上巻のみなので下巻を読むのを楽しみにしています。ニルスと共にスウェーデンのあちこちを旅している気持ちになります。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】