つっこみ力

ちくま新書　６４５

筑摩書房
パオロ・マッツァリーノ　

• 価格: 770円（本体700円＋税）
• 発行年月: 2007年02月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784480063472

内容情報

[BOOKデータベースより]

世の中をよくしていくために、「正しい」議論をしていこう！ってそれは大いにけっこうですけど、でもその議論、実は誰も聞いてなかったりなんかしてません？ちょっと、エンターテイメント性に欠けてない？そこで本書でおすすめするのは四角四面な議論や論理が性にあわない日本人におあつらえ向きの「つっこみ力」。謎の戯作者パオロ・マッツァリーノによる本邦初の「つっこみ力」講演（公演）会、おせんにキャラメルほおばりながら、どうぞ最後までお楽しみくださいませ。

第１夜　つっこみ力とはなにかもしくはなぜメディアリテラシーは敗れ去るのか（愛の章―わかりにくさは罪である；笑いの章―つっこみ力の真髄；勇気の章―権威へのつっこみ）
幕間　みんなのハローワーク―職業って、なんだろう（五三歳のハローワーク；暴力団員の申告；セレブって…職業？　ほか）
第２夜　データとのつきあいかた（漫才『データを出せ！』；いかがわしさとおもしろさと；データは自然に湧いてこない　ほか）

[日販商品データベースより]

人は正しさだけでは興味を持ってくれない。その正しさを面白いと感じる時にのみ、反応するのだ。謎の戯作者パオロ・マッツァリーノが、四角四面な議論や論理が性に合わない日本人に贈る「つっこみ力」講演会。