- ぶらんこ乗り
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- 価格
- 605円（本体550円＋税）
- 発行年月
- 2004年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101069210
[BOOKデータベースより]
ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。声を失い、でも動物と話ができる、つくり話の天才。もういない、わたしの弟。―天使みたいだった少年が、この世につかまろうと必死でのばしていた小さな手。残された古いノートには、痛いほどの真実が記されていた。ある雪の日、わたしの耳に、懐かしい音が響いて…。物語作家いしいしんじの誕生を告げる奇跡的に愛おしい第一長篇。
ひねくれ男
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ユーザーレビュー （2件、平均スコア：5）
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 「想像力」子供の頃に戻って、図書室で見つけた本を、ごはんを食べながらお母さんにばれないように机の下に隠して読み、お風呂で顔がのぼせるまで読み、眠りに落ちるその直前まで読む（そして夢にその主人公達がわらわらと登場する）。そんな不思議な求心力がいしいさんの作品には、あります。この本を初めて読んだのは18歳のときでしたが、現実に立ち向かうほどに摩耗していく「見えないものを信じる力」を、改めてもらった気がして、電気が走ったのを覚えています。独特のダークファンタジー具合が、大人になったひねくれものにもピッタリ寄り添ってくれて、不思議な白昼夢を見ているような気分。「白の鳥と黒の鳥」という短編集もおススメです。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【泣きの1冊】 泣きの一冊と表現してしまうのも何か違うけれど、それでも初めて読んだときに真夜中に泣きながら読み終わってなんてすごい人なのだろうと思った。怖いくらい、そのくらいに綺麗な言葉で世界ができている。とても透明なお話。帯の文字通り愛おしいお話。いつ読んでもその世界の綺麗さに、涙が出てくる。
のマークが目印です。
「想像力」子供の頃に戻って、図書室で見つけた本を、ごはんを食べながらお母さんにばれないように机の下に隠して読み、お風呂で顔がのぼせるまで読み、眠りに落ちるその直前まで読む（そして夢にその主人公達がわらわらと登場する）。そんな不思議な求心力がいしいさんの作品には、あります。この本を初めて読んだのは18歳のときでしたが、現実に立ち向かうほどに摩耗していく「見えないものを信じる力」を、改めてもらった気がして、電気が走ったのを覚えています。独特のダークファンタジー具合が、大人になったひねくれものにもピッタリ寄り添ってくれて、不思議な白昼夢を見ているような気分。「白の鳥と黒の鳥」という短編集もおススメです。
bomi/著名人 ミュージシャン
3 SPECIAL BOOKS掲載日：2013/03/19
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】