- 15歳のナガサキ原爆
-
- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2002年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784005004164
[BOOKデータベースより]
小学一年の時から戦争だった長崎のまちで、戦艦武蔵の雄姿に胸おどらせた少年は、やがて軍事教練、勤労動員、空襲と戦争の渦にまきこまれる。そして15歳の夏、惨劇は起こった。今こそ語りたい、あの日に見た地獄のこと、死んでいった同級生や家族のこと。21世紀を生きていく人々への被爆者からのメッセージ。
1 ナガサキを知っていますか
2 小国民と戦艦「武蔵」
3 戦争している国の中学生
4 一九四五年八月九日
5 われわれの8.9
6 爆心地をこえて
7 再び爆心地へ
8 ナガサキ・デイ・アフター
戦艦武蔵に胸おどらせた少年は、やがて戦争の渦に巻きこまれる。そして15歳の夏、悲劇は起こった…。今こそ語りたい、あの日に見た地獄のこと、死んでいった同級生のこと。平和を担う若者への渾身のメッセージ。
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終戦が日本人の価値観を大きく変えた出来事だったように、3月11日の大震災も日本人の価値観を大きく変えていくことになることを感じています。
最新の文明も技術も安全な暮らしも、災害の前では手のほどこしようもなく私たちは無力であることを思い知らされました。
地震も津波も日本の歴史の中では繰り返されていたことなのに、どうして私たちはそこから学ぼうとしなかったのか、私は毎日のようにそのこを考えています。
そして、原発事故についても。長崎と広島という被爆経験を唯一持つ国でありながら、なぜ地震の多い日本にこれほど多くの原発があるのかということ。
子どもたちにとって本当に幸せな未来の姿は何であるのかを私たち大人が今真摯に自分に問う時期に来ているのではないかと思います。
過去の歴史に学び直すという意味で、この本を読んでみました。
15歳の前途ある時期での長崎被爆経験が語られた本です。
歴史の中でも過酷で悲惨な出来事にはともすると目をそむけたくなります。
でも、私は今このことに向きあわなければ、いつ向き合えるのだろうと思うのです。
戦争でも災害でも、一番むごい目に遭うのは子どもたち。
子どもの未来は、大人が責任を持って守りたいと思います。
戦争も原爆も時が過ぎれば風化してしまいます。決して風化させてはいけないことなのです。
原爆で亡くなった貴い命のことを忘れずに語り継ぐことが、私たちのしなければならないことなのだと思いました。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】