- がたごとがたごと
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 1999年04月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784494008872
[BOOKデータベースより]
がたごとがたごと、れっしゃにゆられ、のをこえ、やまこえ、ずんずんいくと…。ふしぎな列車でござる。
[日販商品データベースより]「おきゃくがのります ぞろぞろ ぞろぞろ」と、たくさんの人が電車にのりこみます。電車は「がたごと がたごと」と市街地をぬけ、田園地帯をぬけ、山奥へとすすみ、到着したのは「おくやま駅」。それぞれ動物に変身した乗客たちが電車から降りていきます。こんどの電車も、トンネルを「がたごと がたごと」と進み、電車はしだいに幻想的な異世界へ。ついた「よつつじ駅」では、それぞれ妖怪に変身した乗客たちが降りていきます。つぎの電車は、「がたごと がたごと」となんと時代をさかのぼり…。思いもしない展開にびっくり。ページをめくる楽しさいっぱいです。
「絵を読む」楽しみがつまった人気の絵本。読者の方から、お客さんが次の駅で何に変身したか、さがして楽しんでいますというご感想をたくさん頂いています。同じコンビで、姉妹編『おばけでんしゃ』『むしむしでんしゃ』『たたたん たたたん』が刊行されています。
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「おきゃくがのります ぞろぞろ ぞろぞろ」にぎやかな駅のホーム。大勢の人が電車に乗るところです。新婚旅行ですといった雰囲気のカップル、登山へ向かう人、この集団は婦人会の旅行かな?「がたごと がたごと」電車は発車します。街をぬけ、郊外へ。遠くに山が連なり、目の前に広がる田んぼ。日本の夏の風景。旅情が深まります。次第に緑濃く山深くなっていき・・・「おくやま」駅に到着!「おります おります」乗客が続々と降りてきます。あれ、何だか様子がおかしい?ホームでは、ワンワン、ニャーニャー、キッキッ、ブーブー・・・。まさか。乗車したのは、こんなお客ではなかったはず。「がたごと がたごと」 電車が走ります。今度は、何だか妖気の漂う景色を通り抜けて・・・着いたところはその名も「よつつじ」駅。あわわわわ、また駅で降りた乗客の姿が・・・、この世のものとは思えません。こんなはずは!ページを戻って見比べてみると、ああー、なんと。姿はすっかり変わっていますが、降りたのは、やっぱり乗ったのと同じお客さんなんです。乗車駅と降車駅のページを行ったり来たりして、どのお客さんがどうなったのか確かめてみてください。身なりや持ち物がヒントですよ。「ああ、最初からブーブー言いそうな顔の人だったね。」「顔の雰囲気は変わらないね」なんて、見比べて笑ってしまったり。見れば見るほど面白いんです。「がたごと がたごと」 こんな調子で、次はどこに行くんでしょう。思わぬ展開に翻弄される刺激的で愉快な電車の旅です。じっくりご堪能ください。
(絵本ナビ編集部)
昔の雰囲気が漂う絵本ですが、何度読んでも面白い絵本。
がたごとがたごと…。
おきゃくさんがのって、おりて、さまざまな景色の中、電車は走ります。
でもよーく注意して見てみると、のるひととおりるひとで人が微妙に変わってる!
とくによつつじ駅が子供のお気入りだったらしく、じーと見比べながら楽しく見ていました。
何度も読んでと言われる一冊です。(りえちゃんママさん 30代・東京都 女の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】