
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【興奮の1冊】 つかこうへいさんの作品は面白いので、いろいろと読みました。笑いあり・涙ありの作品が多いなかで、この作品は少し雰囲気が違っていた。本当に渾身の作品という感じがしました。私は出身が大阪で、この作品を読んだ時は大阪に住んでいましたが、現在 松山に住んでいて 広島が近くなったので、この作品は広島の人に受け入れてもらうことができるのか?と感じる部分がでてきてはいます。主人公の犬子恨一郎と髪百合子の恋の行方は?原爆を作った科学者と 科学者の科学に対する好奇心についての描写、放射能の恐ろしさなど、読み進むうちにいろいろなことを感じさせられます。しかし主人公の恨一郎は、何といろいろな逆境にたたされ、狂気で狂うことなく立ち直っていくのだろう。つかこうへいさんは 若くしてお亡くなりになられましたが、影響を受けた人は 有名人の方々でも多いのだと思います。





















[BOOKデータベースより]
1941(昭和16)年10月20日―太平洋戦争開戦の2か月ほど前。ドイツ北部に位置するブレーメルハーフエンの浜辺に、大日本帝国海軍潜水艦イ―27号がひそかに近づいていた。海軍選りぬきの精鋭20人によって、艦は「日本の存亡にかかわる重大機密」を運んできていた。同日午前6時。出迎えたナチス親衛隊の前に、漆黒の髪と瞳をもった将校服姿の女性が降り立った。海軍大佐・髪百合子であった。第二次世界大戦の日本と世界に、壮大なフィクションを重ね、愛と祖国、そして生の意味を問う。つかこうへい、渾身の長編。待望の文庫化。