- 光る轍
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2026年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784907364465
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[日販商品データベースより]
女性トラックドライバーの日常を描き、選考委員全員を魅了して第59回小熊秀雄賞を受賞した詩集の普及版。
若い女性店員の一人勤務を案じる「深夜のコンビニで」、労働時間があと少し短ければと思いを巡らす「あと三時間」、物流を支える誇りと現実、同僚との交流、家で待つ老母を心配しながらハンドルを握る焦り――労働者であり生活者である著者の苦楽を、平易な言葉で紡ぎ、深い共感を呼ぶ。
「もしも就業後三時間あったならなにができるだろう
まずは眠りたい 眠れるアパートのおばさんになって
王子様は来なくていいからただただ眠りたい
返信待ちの手紙の山の書き出しも変わると思いたい
家事を支える老母にもたまには私の煮物を食べさせたい
(中略)
ドライバーになって二十四年
私の三時間はどこへ消えてしまったのだろう」(「あと三時間」より)
「言葉だけになりがちな現在の詩に、一石を投ずる詩集だ。石垣りんの系譜にも連なり、貴重である。」――佐川亜紀(日本現代詩人会元理事長、「選評」より)