- 近世フランスの所領と領主裁判
-
サン=ラジェ村の社会史
MINERVA 西洋史ライブラリー 120
- 価格
- 8,800円(本体8,000円+税)
- 発行年月
- 2026年08月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784623100576
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[BOOKデータベースより]
領主制を総体として理解するために。絶対王政期ボージョレ地方における村の経済・権力構造と村人の心性に迫る。
序章 領主制研究によせて―研究史の整理とサン=ラジェ領の概観
[日販商品データベースより]第1部 サン=ラジェ領の経済構造―17・18世紀(土地の分布―1700年頃のサン=ラジェ村;領主的諸権利の行使;領主の土地経営;領主財政と変動局面;村の諸階層;ブドウ酒生産とパリ市場)
第2部 領主裁判の組織と機能―18世紀(領主権力と領主裁判役人;フランソワ・ブラックの社会的上昇―18世紀リヨンのブルジョワと司法界;領主民事法廷―「判決控え簿」から;領主警察権と裁判区住民;領主刑事裁判の展開―サン=ラジェ裁判区とその周辺;累犯裁判をめぐって)
第3部 農村社会と犯罪―18世紀(領主裁判文書にみる農村犯罪;密猟と領主裁判)
第4部 ボージョレ地方とフランス革命(陳情書にみる領主裁判;革命のゆくえ)
終章 領主制と国王権力
本書は、フランス南東部ボージョレ地方に位置するサン=ラジェ領を一例としてとりあげ、絶対王政期における領主制のあり方を所領の経営ならびに領主裁判の活動を通して考察する。同時に、裁判文書に現れる様々な犯罪行為の様相から、村人が何を思い何を考えたのかも探る。領主制をテーマとする一つのケース・スタディであるとともに、サン=ラジェという農村社会の全体像に近づこうとする試みでもある。