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[日販商品データベースより]
特集:第二回北上次郎「面白小説」大賞発表!
芥川・直木賞の次はこれだ! というわけで、本誌の創刊者であり日本のエンターテインメント書評を確立した北上次郎氏の業績を顕彰し、氏の遺志を継ぐべく創設された北上次郎「面白小説」大賞の第2回受賞作が真夏に決定! さあ、北上次郎氏が「いやはや、すごいぞ、ぶっとぶぞ」と驚嘆するような作品が今年も出てきたか。選考委員会実況中継に選考委員各氏の選評、そして大賞作家の受賞のことばで、受賞作が明らかになるのだ!
そして今月は『ファイア・ドーム』のスペシャル特集。杉江松恋が社会派ミステリーとしての『ファイア・ドーム』がいかにしてできたのかを聞く辻村深月ロングインタビューと、「光」「闇」「家族・母娘」「青春・友情」で辻村作品をマッピングしたポジショニングマップの2本立てだ。まずは『ファイア・ドーム』の位置を確認して、次に読む本を見つけてみよう!
新刊めったくたガイドは、小山正が激アツ犯罪小説!『灰の王』が放つ熱気にくらくらなら、橋本輝幸は女子の劣等感と孤独を描く『うさぎ狩りの夜に』の終盤にまいった! 大森望がSCP財団発の本格SFホラー『反ミーム部門は存在しない』が楽しい!と傑作誕生を寿げば、梅原いずみは北山猛邦『「石球城」殺人事件』の謎解きの美しさを見よ!と激推し。久田かおりが女たちの絶望としたたかさを描く土門蘭『戦争と五人の女』に頭を垂れれば、内田剛はへんな学部から死体の授業まで学びで夏を乗り切ろう!と大人の自由研究で水分摂取のススメ。そして「北上次郎ならこれ推すね」はうまい、ヘン、ぶっとんだのフルコース! さあ、来年の〈北上次郎「面白小説」大賞〉の候補になるか、の4冊で猛暑を乗り切ろう!
今月は愛しの書店ものがたりに小津夜景が登場! 古本屋豊文堂の匂いと『二十歳の原点』がからだに居ついてしまった記憶を思い起こせば、沢野ひとしは私的文学館改造計画を提言。黒い昼食会があのカード騒動に怒れば、北村薫は「あれにははらわたが」!? 鏡明が日記の専門店を訪れれば、内澤旬子は夏の茶会準備! 猛暑も酷暑もなんのその、本の雑誌9月号で北上次郎「面白小説」大賞受賞作を確認したら、カラオケボックスでオレンジ100%ジュース片手に筋肉少女帯を歌おう!