- 夜明け秋の銀鴉
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2026年08月
- 判型
- A6
- ISBN
- 9784756924896
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[日販商品データベースより]
平成元年、翔雲会元組長の不審死を探るよう命じられた西郊は、帰郷した兵庫で二人の幼馴染と再会する。急進的な国会議員、片や世界的な脚本家。想い出に浸る間もなく怪奇事件が次々と惹起される。偶然か必然か、それらは高一の西郷らを襲った昭和三十九年の連続放火と変死の大紛糾に酷似していた。
蕩ける初恋、ひりつく友情、全ての学生が身命を賭したあの頃の残響。戦後日本に愛国復活の情熱を燃え上がらせた一人の政治家に纏わる、凍結していた凡ゆる事象が二十五年の歳月を経て氷解しはじめる。狂おしいほど蒼く沸る炎が再燃して青春と現実が交差したとき、差し込んだ旭光が総ての惨劇を紐解いてゆく――。
「だれもが燃え盛っていた。一等輝くためなら、灰燼になっても構わなかった。」