- 団地の恋人
-
きみを待つ優しい時間
富士見L文庫 のー3ー1ー1
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2026年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784040765204
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[日販商品データベースより]
想乃は駆け出しの絵本作家。次作が決まらず悩んでいたある日、遠縁のおじさんから古い団地の一室を相続する。
その団地には小さなカフェがあり、異界から来たお姫さま・ユリアが明るく働いていた。
お魚のパンや、こけももジャムのクッキー、ミルクに浮かべたふわふわクリームパン。ユリアが作るお料理は、どこか不思議で、けれどあたたかく美味しい。
月に一度、満月の夜。ユリアはドレスを着ておめかしし、大好きな国王陛下をお迎えする。
自分たちの絵を描いてほしいと頼まれた想乃は、優しく恋しあう二人の姿を、スケッチブックに描き留めてゆく。あのとき団地で起こったこと、恋も友情も、涙も笑顔も、輝く奇跡も全部……。
現代のおとぎ話。
「わたしは待つのが辛くなったとき、ごはんやお菓子を作ると気持ちが落ち着くの。
あの人に作ってあげたい、この人に食べてほしい。そんなことを考えながらお鍋のスープをかきまぜたりパンを丸めたりしていると、だんだん楽しくなるのよ」