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[日販商品データベースより]
石田衣良による大人気シリーズの最新刊『乙女道スカウト狩り 池袋ウエストゲートパーク22』。本作では、危険なドラッグ「ゾンビタバコ」、埼京線の集団痴漢、未成年を搾取する違法風俗店、そして地下アイドルを巡るスカウト狩りなど、現代の池袋に渦巻く新たな闇に、主人公のマコトが挑む。表題作を含む4つの事件が収録されており、シリーズのファンはもちろん、初めて触れる読者も引き込まれる一冊。
物語は、池袋のトラブルシューターであるマコトのもとに、志崎新多(アラタ)と名乗る青年が訪れるところから始まる。彼の依頼は、妹の春瑠日(ハルヒ)が所属しようとしている地下アイドル事務所「FROLAプロジェクト」と、その代表である華村玲侍という人物を調べてほしいというものだった。
しかし、捜索を続けるうちに「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」の影がちらつく。「やつらにとって女は金のなる木そのものなのだ」とマコトが語るとおり、高額報酬のアルバイトや女性向け金融といった甘い誘いの裏に潜む闇があった。アラタの依頼は、まさにその渦中へとマコトを誘う入り口となる。
アラタはマコトに「華村玲侍がどんな人間か、しっかりと見てきてください。マコトさんだけが頼りです。よろしくお願いします」と切羽詰まった様子で懇願する。妹を心配する兄の純粋な想いから始まったはずの調査は、やがて池袋の暗部でうごめく巨大な組織の影へと繋がっていく。そして意外な事実が明らかになったとき、池袋のキング・タカシは「止めておいたほうがいい。メンドリをイタチの巣に放りこむようなものだ」とマコトに警告する。
さらに、事務所の内部を探る中で、かつて絶大な人気を誇ったリーダー・アネモネが、事務所を辞めると同時にSNSのアカウントも消し、忽然と姿を消していることが判明する。彼女の行方について、熱心なファンはこう囁く。「……噂によるとアネモネさんはもう死んでるかもしれないって」。
果たして、地下アイドルの世界に隠された真実とは何なのか。そして、マコトが背負うことになった罪とは。すべての答えは、物語本編で確かめてほしい。