この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 忠義の飯 渡り庖丁人 喜助
-
価格:924円(本体840円+税)
【2026年08月発売】
- 波紋
-
価格:1,056円(本体960円+税)
【2026年05月発売】
- 番所医はちきん先生休診録 八
-
価格:924円(本体840円+税)
【2026年06月発売】



























[BOOKデータベースより]
滅法界おもしれー!古き良き日本の面影。「粋」で「いなせ」というよりも一途に「へんてこ」な生き方をした愛しき江戸っ子たちのものがたり。
三浦乾也の巻 幕末に洋船を造ってしまった陶工、六世〈乾山〉
[日販商品データベースより]尾崎谷斎の巻 親父は幇間、倅は文豪
北庭筑波の巻 写真師ヘブライ(平米雷)の由来は〈ヘンポーライ〉
榊原鍵吉の巻 明治の剣豪は、大和杖・頑固扇・そしてチョンマゲ!
高橋瑞の巻 日本の女医第三号は、男装の〈おばさん〉
平岡吟舟の巻 初めて日本でカーブを投げたのは、機関車製造の父
「昔は今よりも〈変梃(ヘンテコ)な人〉というのがたくさんいたようで、その〈変〉もどこか突き抜けて「へんだけど、なんかすごい」みたいな人のことは〈奇人〉と呼んだりしていますが、こうした一風変わった人たちのことを、今の「多様化の時代」「正解のない時代」にもう一度掘り起こしてみるのもおもしろいかな……と考えました。
ところがこうした〈変方来(へんぽーらい)〉な人たちは、どうも自分の名とか事跡を残そうという発想が希薄らしくて……伝記類はほとんど残っておらず、当時の聞き書きなどに「そういえば、そんな人がいたっけか……」と奇天烈なエピソードがわずかに語り残されているばかり。歴史の中には、教科書には出てこないようなへんてこりんでおもしろい人物がまだまだいっぱいうごめいているようです。
そして、その〈変方来〉な人々の生きざまをつぶさに見ていくと……とにかく夢中になって一途に我が道を突き進む姿は、どこか武道とか、医道、芸道などの〈○○道〉にも相通じるものがあるようにも思われるのでした。
今回取り上げた六人に共通するのは、〈江戸っ子的な気風〉です。実際に、高橋瑞以外は生粋の江戸っ子で……どうやら江戸っ子というのは、〈粋〉で〈いなせ〉というよりも、一途に〈変梃〉……というのも特徴のひとつであると思うのですが、最近語られる江戸っ子というのは、そのへんが欠落しているような気もします。
……変梃なところがいとおしいのに ーーあとがきより