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[日販商品データベースより]
戦後、日本学術会議設立に関わったノーベル物理学賞受賞者の湯川秀樹は、戦時下に大学が国家と戦争によって圧伏・動員されたことを反省し、学問の自由や大学の自治、そして平和の重要性と原水爆禁止を世に訴えた。本書は近代都市・京都と京都帝国大学を舞台に、戦時下の大学・言論弾圧の中で葛藤・抵抗し、その体験を糧に戦後は日本と世界の平和という問題に向き合っていった知識人たちの言動と生き様を歴史地理的な視点から描き出す。世界中で言論や「知」への冷笑・抑圧、社会的分断が広がり、戦争の危機が高まっている現代において、民衆と共に歩んだ真の知識人たちの姿をもう一度見直していく一冊。