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[BOOKデータベースより]
圧倒的に有利だった戦いで、無残な敗北を喫したのはなぜか。生き残った海軍士官たちの周到な「隠蔽工作」によって「神話化」され、真実から遠いところで論じられてきたミッドウェイ海戦について内外の史料を駆使し、今、わかっていることのすべてを論じ尽くした海戦史の最前線!
序章 山本五十六の人物と構想―前提として(漸減邀撃作戦;山本五十六)
[日販商品データベースより]第一章 発端―第一段作戦の成功と第二段作戦の迷走(真珠湾攻撃;第二段作戦;ドーリットル空襲;準備不足)
第二章 接触―慢心と生かされなかった教訓(セイロン沖海戦;珊瑚海海戦;暗号解読)
第三章 海戦―すべてが失敗だった(事前索敵の失敗;「本日敵機動部隊出撃の算なし」;「運命の五分間」が隠そうとしたもの;ミッドウェイ海戦をめぐる「伝説」)
第四章 つくられた「神話」―隠蔽の歴史(隠蔽工作のはじまり;戦後の工作)
今、もっとも読みたい軍事史の第一人者、『独ソ戦』『天才作戦家マンシュタイン』の著者、大木毅による初の語り下ろし作品!
太平洋戦争のターニングポイントとなった「運命の海戦」をあらゆる角度から語り尽くす。
圧倒的に有利だった戦いで無残な敗北を喫したのはなぜか。
生き残った海軍士官たちによる周到な「隠蔽工作」によって「神話化」され、真実からほど遠いところで論じられてきたミッドウェイ海戦を、内外のさまざまな史料を駆使し、何がわかっていて、何がわかっていないのか、その研究の最前線を紹介する。
真珠湾攻撃の巨大な勝利によって、“勝利病”――驕りと慢心――に蝕まれた機動部隊司令部は、危機を示唆するあらゆる兆候を無視し、握りつぶしたまま戦場へと突入した。虎の子の四空母を失うという「すべてが失敗した」海戦は、いつの間にか人間の力を超えた「運命」によって負けたという話にすり替えられていった。
澤地久枝氏の孤軍奮闘によって明らかにされた「運命の五分間」の欺瞞も、海外の最新研究が明かした事実を交えて再検証。
「現代のマハン」と呼ばれる米海軍大学の名教授が「離心的(エキセントリック)」と批判する、目的が分散していく作戦構想の欠陥など、今、わかるミッドウェイ海戦のすべてがここにある!