- このありふれた星屑は
-
家族を喪ったとき、科学が教えてくれたこと
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2026年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784622098553
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[日販商品データベースより]
4歳の愛娘と愛妻があいつぎ悪性の脳腫瘍に。苦悶する生物学者を救ったのは「科学の力」だった――当事者がつづる喪失と再生の記録。
「わたしたちみなの宿す星屑に心を奪われたのは、もう何十年もまえのことだ……人間は外宇宙に由来する無数の原子にすぎない。それが一時的にひとつに集まり、動きまわったり、なにかを感じたり、ものを見たり、恋に落ちたりする。やがてその原子が散りぢりになって、しばしのあいだ新しいチームに加わり、いずれまた別のチームをつくる。その考えかたに、わたしは憂鬱とはほど遠い、深い慰めを感じた」(プロローグより)
米コロラド州に暮らす生物学者アラン・タウンゼンド博士の一家は、2つの信じがたい診断を受け取る。4歳の愛娘ニーヴァと研究仲間である愛妻のダイアナに、命にかかわる悪性の脳腫瘍があいついで見つかったのだ。娘が難手術に臨む一方、果敢に闘病を続ける妻の病状は次第に悪化し――。
愛する家族が病にさいなまれる姿に心乱れるアラン。だが、生涯を捧げてきた科学が、動かしがたい過酷な現実と折りあう助けとなった。妻の死により人生のどん底に沈んだかれは、科学の助けを借りて、生きる意味を次第に見出していく。当事者である生物学者がつづる喪失と再生の記録。