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[日販商品データベースより]
「食べることと読むことは“根”はひとつである気がしてしかたがない。どちらもあるひとりの人間が経験してきた自分だけの“生まれ”と“育ち”の反映といえるからである」
(P.161 自分だけの読書空間を確保する より)
「読書」と「自炊」というふたつのテーマを織り交ぜてつづる自伝的エッセイ。
忘れがたいあの味の記憶に誰かを思い出したり、ある人生の断片から一冊の本につながったり、「食と本」の記憶に付随するような思い出が立ちあがってくることはありませんか。
「蒐集癖」を患った幼少期、たまごサンドからつながる母という最強の京女に震えあがった日々の追憶。学校にはほとんど通わず、孤独に生きた高校時代。東大駒場寮、谷根千の生活と自炊への開眼。古書店店主の「神業」を体感したあの日、難航した約6000冊の「蔵書じまい」プロジェクト。研究を生業にしながら、読書と自炊に明け暮れる著者の原風景を描きます。
本書のなかで咲き乱れる、著者の読書遍歴とこだわりの自炊レパートリーをとおして、
料理をすることや食べること、そして本を読むことが人生にとって大きな糧となることを感じさせる1冊です。
「食」も「本」も「人」も、みな一期一会。まだ自分しか知らないその味やあの本、その「唯一性」に人生の価値がある。孤独耐性、「外れ値」としてのわたし。そして、自分の居場所となる「サードプレイス」という存在。刻まれた過去を振り返ることは、個人が何を想い生きてきたかを知ることでもある。
人それぞれの胸の内に眠っている「食と本の記憶の断片」を呼び起こしてくれそうです。
「あの本、この味、あのお店」から紡がれる日々の断片を収録した「本と人生」第2巻。
著者の45品の自炊料理レシピと料理イラスト(盛り付け設計図)を掲載!