- 棋譜に著作権はあるのか
-
著作権・不法行為から棋譜の保護を考える
弘文堂
松尾剛行
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2026年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784335360749

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[BOOKデータベースより]
SNSで指し手をつぶやくだけで違法!?裁判で争われ学界でも一大論点となっている「棋譜の法的保護」について、将棋界のビジネスモデルやガイドラインを踏まえつつ、裁判所が示す判断根拠と保護範囲を分析し、業界発展とファンの自由のバランスに配慮した利用ルールを提言する。
注目を集める、棋譜に関する判決
[日販商品データベースより]変化を迫られる、「棋譜独占権」という伝統的なビジネスモデル
棋譜ガイドラインをひもとく
棋譜は著作権で保護されるか
著作権と不法行為の関係を明らかにした最高裁判決(北朝鮮映画事件)
棋譜の無断利用者の動画削除に関する二つの事件
棋譜の無断利用を理由とした損害賠償請求に関する【棋譜当日再現動画損害賠償命令事件】
結局、どの範囲まで棋譜を許可なく利用することができるのか
棋譜を著作権・不法行為以外の方法で保護できるか
ビジネスモデルの維持・発展と将棋ファンの自由とのバランスのために
棋譜をめぐる議論は他分野に応用できるか
【棋譜当日再現動画損害賠償命令事件】控訴審判決
将棋ファンがSNSで指し手を呟くだけで違法になる?
棋戦における棋譜は著作権で保護されるのか? 保護されなくてもよいのか? 将棋ファンによる棋譜の利用はどこまで認められるべきか?――本書は、こうした「棋譜」をめぐる法的保護の問題について詳述します。一部の職業的配信者(YouTuberなど)が棋譜を無断で利用した動画を配信しているところ、正規の契約金等を支払っている主催者やスポンサー等は、棋譜の独占権を侵害するとして、配信者の棋譜利用行為を問題視しています。棋譜の保護については法学界のみならず、将棋界においても重要な論争となっており、すでに多くの事件が裁判で争われ、大きな話題になっています。本書は裁判所がどのような根拠に基づき、どの範囲で棋譜を保護するとしているのかを明らかにするとともに、将棋界の発展とファンの自由の調和という観点から、バランスのとれた棋譜利用ルールのあり方を提言します。法律家のみならず、棋譜をめぐる論争に関心のあるすべての将棋ファンに開かれた一冊です。