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[BOOKデータベースより]
力学と熱力学、そして保存法則
[日販商品データベースより]熱力学の準備
第1部 熱力学第1法則(熱力学第1法則;理想気体と状態方程式;熱容量と比熱;等温過程と断熱過程)
第2部 熱力学第2法則(エントロピーの導入;Carnotサイクルと熱効率;Clausius積分;不可逆過程のエントロピー;熱力学第2法則;Carnotの定理の証明)
第3部 一般関係式(自由エネルギーと独立変数;熱力学ポテンシャル;Maxwellの関係式;熱力学の一般関係式;化学ポテンシャル;熱力学的平衡条件と変化の方向)
付録A 熱力学のための数学
工学系のための熱力学講義、待望の書籍化。解き方の暗記ではなく、「考え方」を深く真の意味で理解して使えるようになる一冊。
熱力学とは、エネルギーの量と質について、経験則を抽象化し、普遍的原理にまで高めた物理学の美しい一分野であり、同時に工学の基礎をなす。
本書は、工学系の大学2年生を対象に著者が10年以上行ってきた講義の資料を教科書として再構成したものである。工学系を対象とした従来の教科書では、公式や計算問題に偏らず理論をかみ砕いて解説したものが比較的少ない状況があった。そのような背景を踏まえ、本書では物理と工学の接点に立つ著者の視点から、工学のための熱力学の基礎の解説を重視し、工学・理学双方の分野の読者に開かれた構成にすることを目指した。
さらに、熱力学ポテンシャル、マクスウェル関係式、一般関係式の解説に多くの紙数を割き、数式展開の方法論だけでなく、それがどのような「動機」や「考え方」や「発想」から導かれるのかを明確にした。記述は、「数式をいかに観察するのか?」や、等号一つ一つの意味の違いにも及んでいる。単なる定義や変形の羅列ではなく、一つの物語として熱力学の全体像をたどる構成となっている。